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雑記帳

2018/09/30 

「ヨコハマキャラメル」パズル その2

外箱
図1 外箱
5×5×2
図2 組んだ状態

 以前に紹介した自作パズル、「ヨコハマキャラメル」パズルの第2弾です。 前回と同じく、同型のパーツ10個を組み合わせて5×5×2の直方体を作ります。さらに組んだ際に市松模様になり、サイコロの目も同じ向きにそろえるようにします (図2、図3)。

分解した状態
図3 分解した状態
無地のパーツ
図4 無地のパーツ

 ヨコハマキャラメルには赤白と青白の2組があるので、2種類作ることは最初から決めていました。 ところが困ったことに、第2弾のネタが思いつかない、見つからないという状態でした。 ペントミノの厚さを1にしたペンタキューブだと、5×5×2に収まるものでパズルとして成立しそうなのはN型だけなのです。 I型やL型も収まりますが、パズルとしては単純すぎます。もちろん同型パーツ10種類でなければ色々とありますが、 そこは第1弾と同じにしたかったので譲れませんでした。

 第1弾を発表してから半年くらいして見つけたのが、立体的なT字型のようなペンタキューブです(図4)。 たまたま参考資料1を読んでいて見つけました。その後、参考資料2で調べたところ、 今回のサイズに組むパターンは1種類であることが分かりました。前回と同じく唯一解なのは少し驚きました。

 パーツが立体的なので難しそうに感じますが、図4の無地のパーツでやってみると、思ったほど苦労せずに5×5×2の直方体に組めました。 難易度としては初級~中級というところでしょうか。また、サイコロキャラメル版は市松模様で、さらにサイコロの模様の向きをそろえることも 条件なので、少し易しくなっているかもしれません。


参考資料

1) POLYFORM CURIOSITIESPentacubes in a Box

 英語のサイトです。今回のパズルは、このサイトの記事を参考にして作成しました。
 ポリオミノやポリキューブ関連の興味深い資料が豊富なサイトです。

2) ちょいとパズルでも

 かなりの数のポリオミノ関連の情報が掲載されています。その量は驚くばかりです。

 

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