これはT型テトロミノ16個を使ったパズルです。図1がパーツの内容で、16種類に塗分けられています。 基本的に片面だけ使用するため、裏は何も塗っていません。
各パーツは単位正方形4つでできているので、各々を2進数の各桁と考えると0~15までの16種類の塗り方ができます。
0を塗らないで、1を黒く塗ったのが図1です。そこからタイトルに2進数を意味するバイナリを付けました。
この手の塗分けはかなり昔からあるようで、ポリオミノに詳しい方なら大して目新しくはないのかなと思います。
今回はこの16個のパーツを使って8×8の正方形を作るパズルを紹介します。もちろん、ただ正方形を作るだけではありません。
![]() 図2 問題図 |
なるべく白と黒が塊になるように、さらに全体が対称形の模様になるように組んだのが図2です。
まずはこの模様になるように組んでください。 同様に4×8を2つ、4×4を4つで対称形や白黒反転の模様を作るパズルもできます。 簡単そうですが、よく見ると対称形でなかったり、正しく白黒が反転していなかったりすることもあり、意外と楽しめます。 |
![]() 図3 T型とL型 |
次の問題は、黒い部分を並べて8×8の中にテトロミノを作ります。図3はその例で、T型とL型を4個づつ作ったものです。 以下に図3のようにテトロミノを作る問題を出しますが、ヒントになってしまうため組上がった状態の図は出しません。
・T型6個,O型2個 また、1枚だけ裏返して無色のパーツを2個にすると、L型7個を作ることもできます。 |
これらの他に面白い問題ができたら、いずれここで発表する予定です。