今回ご紹介するのは、あの馬蹄の知恵の輪です。あまりにも有名で、解説の必要もないでしょう。
私がこのパズルに出会ったのは、キャストパズルが出回り始めた初期の時代でした。 色もつや消しの茶色で、パッケージのデザインも少し違っていました。当時は少ない小遣いで金欠に悩む学生で、迷った末にHORSEを買いました。
大して時間はかからずに解けたのですが、なぜそれで中央の輪っかのパーツが出し入れできるのか不思議でした。 しばらく何度もパーツをゆっくりと動かして出し入れをして、その仕組みというかカラクリに感動していました。
上の写真は比較的最近の物です。学生時代に買った初期の物は、引っ越しのドサクサで失くしてしまいました。 こればかりは今でも悔やまれてなりません。
図2は10年以上前に都内のアンティーク雑貨店で手に入れたもので、本物の馬蹄でできています。 本物と言ってもポニー用なので驚くほど大きくはありませんが、それでも重量感は十分あります。 縦横のサイズで、キャストパズルの1.5倍くらいの大きさです。
面白いことに、店の人はこれが何なのか知らずに仕入れていて、知恵の輪だと説明したら驚いていました。
![]() 図3 同種のパズル |
図3は、同じ仕組みの知恵の輪です。左端はルパン3世のキャラクター製品で、 ルパンと銭型警部が足で繋がっています。 残りの2つは前述と同じアンティーク雑貨店で入手したもので、色々な知恵の輪を何個かまとめて一袋で売っていたものです。 2つのU字型パーツを繋ぐ部分が短いので、割と解きにくくなっています。 右端のものは写真を撮る前に輪が外れていたので戻そうとしても動かしにくく、かなり難儀しました。 |
![]() 図4 手作りの3連型 |
図4は、近所のホームセンターで購入した素材で手作りした3連型の馬蹄パズルです。 最初、3連になると難易度も上がるのかなと予想していたのですが、 思ったよりも簡単なパズルに仕上がりました。紐が長すぎたせいかもしれません。 |